子育てに活用!アルカリイオン水VSコスモウォーター
一般的に水道水よりも「ウォーターサーバーやミネラルウォーターの方が調乳に良い!」なんてされていますが、こればかりは経験してみないことにはわからないですよね。調乳用に使う水って案外トラブルが起こったり、危険性に気付かず使用してしまっていることがあります。
特にアルカリイオン水については意見が大きく分かれますし、「良いそうだ」なんて曖昧な意見で使用してしまう場合が多いでしょう。我が家では1人目の子育てにはアルカリイオン水を、2人目の子育てにはコスモウォーターというウォーターサーバーの水を使用したので、その結果をご紹介します。
1.アルカリイオン水で調乳した結果
アルカリイオン水を利用し始めたのはふとしたきっかけでした。よく利用しているデパートでアルカリイオン水のボトルが安く提供されていて、いつでも汲んで帰れるということだったので、すぐにボトルを購入し利用し始めました。
アルカリイオン水とは電解還元水と言い、1965年頃から唯一厚生労働省が起動水と認めた水として有名になりました。当時の厚生労働省は「胃腸機能や消化不良の改善、下痢や便秘の改善や胃もたれが治る」と言った効能を発表しています。
私が利用し始めた当初は「ミネラルやカルシウムが多い」という記載はなく、普通の水よりも美味しい、体に良いという情報しか耳に入っていませんでした。後から聞いた話では「赤ちゃんに与えるにはしっかり沸騰させても良い影響はない」そうです。
1人目は6か月から保育園への入園を考えていた為早くから完全ミルクでした。3か月頃からアルカリイオン水を調乳に使用し始め、3か月の半ば頃初めて子供が高熱を出し、「突発性発疹」だと判明しました。早くになる場合もあると医師に言われあまり気にも留めていませんでした。
5か月まで3回高熱を出しそのうち1回は「お腹の風邪」、2回は「ただの風邪」だと診断されました。6か月目に保育園へ入園後、2週間に一度風邪をひき7か月目に水疱瘡になり、8か月目には「男の子は体が弱いから」「ちょっと風邪を引きやすいんだろう」という言葉に励まされながらも約2週間に1度の風邪の看病に追われてまともに働くことができませんでした。
病院ではとくに体が弱いということも無く成長も平均より少し上、いたって健康でしたが、1歳の誕生日前に卒乳してミルクを辞めた瞬間から今まで、1年に一度風邪をひくか、というくらい体の強い子になりました。この時ばかりは「もしかして」とアルカリイオン水を疑いましたが確たる証拠も無く、「赤ちゃんってそういうものだろう」という考えで終わりました。
2.コスモウォーターで調乳した結果
1人目が3才になると同時にコスモウォーターを契約しました。きっかけは「保育園のウォーターサーバー導入」です。子供が簡単にコップへ注いで飲めるし、暖かいコーヒーもすぐに飲める、生活に取り入れてかなり便利だと感じた場面が多々あります。
2人目の調乳にもコスモウォーターを利用しました。お湯がすぐに出る、しかもパックの水が減ると同時にパックが潰れていくから、水が空気に触れることなく哺乳瓶へ注ぐことが出来るんです。
「たまひよ」でも紹介されていて、天然水として安全性も業界1位を誇るほどの人気でした。取り換えも楽でどうして早く利用していなかったのか、後悔しているくらいです。アルカリイオン水をわざわざデパートへ取りに行っていたのがバカみたいですね。
結論から言うと、2人目は現在8か月、保育園へ行き始めましたが風邪を引いたのは1度だけです。上の子が風邪を引いても移りませんでしたし、未だに「鼻づまり用の吸引機」とか「ヴェポラップ」とか、乳幼児用の風邪対策アイテムすら買っていない状態です。
少し安心しすぎかもしれませんけど、やはり調乳にはウォーターサーバーの方が向いているのかと納得しています。別に「アルカリイオン水が絶対にダメ!」ってわけじゃないんですけどね。
ウォーターサーバーでの調乳方法
ここからは実際にコスモウォーターを使って調乳している様子をご紹介します。まず、ウォーターサーバーの天然類は赤ちゃんに飲ませても安心な水です。「調乳に使う水は沸騰させなきゃいけない」と考えている方が多いと思いますが、ウォーターサーバーのお水は沸騰させなくても大丈夫です。
現在赤ちゃんがいるご家庭では多くの方がウォーターサーバーを利用しています。我が家もその一部でした。大切な赤ちゃんに与えるお水についてですので、使い方をちゃんと理解して調乳をしてあげましょう。
ウォーターサーバーを使って調乳をする方法
我が家ではミルトンを使って哺乳瓶を消毒しています。ミルトンは哺乳瓶をつけておくだけで殺菌できるというアイテムですが、入れておいた哺乳瓶は24時間以内に取りだして使用することが出来ます。
ミルトンから出した消毒済の哺乳瓶を使って調乳していきます。通常通りの調乳方法と同じように、適量のミルクを入れてウォーターサーバーからお湯を入れて作っていきます。我が家には調乳アイテムとして、ミルトンと粉ミルク、コスモウォーター、この3つがセットで揃っています。
ウォーターサーバーの温水を使ってミルクを溶かします。80℃程度のお湯が出るのでくるくる哺乳瓶を回すだけでミルクが溶けていきます。その際にはしっかりキャップを締めて、円をかくように回します。(シェイクはダメ)
しっかり溶けたことを確認して、通常通り水道水の冷水で冷やす、またはウォーターサーバーの冷水を入れて冷まします。水道水で冷やすのであればミルクの分量に合わせて温水を入れる必要がありますが、冷水を使って温度調節をする場合は、「80℃のお湯7に対し5℃の冷水3」程度の割合で溶かすと人肌の温度になります。
ウォーターサーバーでの調乳の注意点
【70℃以上のお湯で溶かすこと】
調乳の際、絶対に70℃以上のお湯で溶かしましょう。粉ミルクには細菌が入っている可能性があります。その細菌を70℃以上のお湯で殺菌して与えなければいけないため、必ずウォーターサーバーのお湯を入れた際に溶けきったことを確認してから冷ましましょう。
【沸騰したてのお湯は使えない】
沸騰したばかりのお湯は調乳に使えません。粉ミルクにはビタミンなど赤ちゃんに必要な成分が入っていますが、沸騰したばかりのお湯で溶かすとミルクの成分を分解して無駄にしてしまう可能性があります。
【冷水を入れすぎると冷たくなる】
万が一冷水を入れすぎてミルクが冷たくなってしまったら、お鍋にお湯を沸かして、哺乳瓶をそのまま縦に置き湯煎をしましょう。哺乳瓶が瓶タイプであれば30秒程度の湯煎で温まります。手間を取ってしまうので、出来るだけ冷水を入れすぎないよう注意してください。
まとめ
・アルカリイオン水とコスモウォーターのウォーターサーバーで実際に調乳した結果
→①アルカリイオン水の場合は、結果的に調乳期間中によく身体を壊していた
→②コスモウォーターのウォーターサーバーの場合は、アルカリイオン水と一転してほとんど身体を壊すことはなく、安心して使用できた
・調乳でミルク粉を溶かすときは必ず70℃以上のお湯で溶かし、湯冷ましさせる時に冷水を入れ過ぎないように注意が必要!(沸騰したてのお湯はNG)
・ウォーターサーバーがあれば、万事解決できるのでオススメ!